2022.3月私たちは、住宅購入に向けて動き出しました。
夫には債務整理している過去があり、住宅ローンの審査など受かるのだろうか？
という不安を抱えながら、今回「北海道ろうきん」にて住宅ローンを申し込みする運びとなりました。
私達の体験したことを、詳しくお話していきます。
目次
夫の債務整理の過去について
夫には債務整理歴があり、債務整理の手続きをしてから7年経過しています。
ちなみに借金をした会社はどうやら3社。
当時夫氏と同居していた祖父が病気で突然他界し、住んでいた戸建てをとられてしまったため生活に追われ生活費を借り入れるようになったのだと。
全く返済せず10年が経過し今に至るとのこと・・・。
調査頂いた結果、2社は法的に時効期間を経ており「時効の援用」が望ましいという提案。
もう1社は支払可能な状態で、弁護士事務所の司法書士の先生が元金のみで交渉して下さり、2年の分割払いでお支払いをさせて頂きました。
7年前に債務整理の手続をし、そこから2年かけて支払をしています。
厳密にいえば支払いが終わったのが、手続きをしに行ってから2年後。
もしかして債務整理の支払いが終わってからカウントするなら、「5年」と表現するのが正しいのか？
悩んだのですが、「債務整理をしてから7年」と表現していいのでは？と思っています。
というのも、司法書士の先生曰く「債務整理というのは手続きを開始すると即、督促状が止まりますから。」と、おっしゃっていました。
と考えると、債務整理の支払いが終わったところからではなく手続きを開始したところからで良さそうだと考え、私たちは債務整理をしてから7年だと思っています。
重要なポイントは、債務整理をしてから何年経過しているか？となります。
債務整理後の注意点
通常、5年～10年はローンを組んだりすることが出来ないのが一般的。
金融事故を起こしてしまった過去があっても法的な解決すれば、一生涯ブラックリストと言うわけではありませんが、長い時間が必要なのが一般的な言われです。
私たちは7年経過していると仮定して、審査がダメだったとしてもあと3年待てば「5年～10年」の最長の部分のくくりを超える。
それでもダメだった場合は他に要因がありそうなので、すんなり諦める。
という意思で動いていました。
ただ、債務整理をしてから5年ぐらいで夫名義のクレジットカードが作れたところがあったので、もしかして・・・？という望みがありました。
家は欲しいけどいくらの家なら買えるの？
債務整理歴ありの夫氏に、住宅ローンを組ませてくれる銀行があるのか？
と考える前に・・・。
私達の収入でどんな家がどんな値段で購入できるのかを知る必要がありました。
ネットに概算の借入額可能予測が出来るサイトがあったのですが、私たちは正確に知りたい！
とりあえず不動産に駆け込み、組めるローン金額について教えてもらう流れになりました。
家は欲しいけどそもそも買えるのかわからない
病院の問診票みたいな紙に色々な情報を書き、年収や貯金額、その他希望等を伝えます。
この時に不動産営業担当の方に、恥ずかしながら7年前に債務整理をしている話をカミングアウト。
こういった事情があり、そもそもが住宅ローンを組める状況なのかもわからないのでどうしたらいいのか？
と尋ねると、何社か仮審査してみることをおすすめされました。
夫の年収と、私達が月々支払可能な上限額から計算して2200万円までの融資を受けられる可能性があるとわかり、この金額で仮審査をする流れ。
不動産に各銀行への仮審査申し込み用紙があったので、2200万円の融資で仮審査の書類を書いてきました。
ちなみに仮審査をしたのは金融事故を起こしたところを避けた上で考えた結果、北海道銀行とろうきん（北海道）の2社。
仮審査結果は銀行により若干異なるようですが、1週間前後と伝えられました。
ということで、私たちは自分たちが購入可能な物件を絞るために不動産にて銀行への仮審査の申し入れをしてきたのでありました。
ちなみに不動産営業より、もし今回仮審査不合格であれば
”もう3年待ちましょう。”と言われてました。
うちはもう3年待てば10年経過なので、債務整理の影響を受けないくくりのところになりますね。
さらについで話でその営業の方の話によると、”債務整理してから3年経過している人が審査通った”という事例を知っているそうです。
一概に何年立ってなきゃダメということもない事例もありますし、逆に債務整理した過去がなくても落ちる方は今現在進行形で支払い関係ズボラでNGの事例もあります。
いろいろ絡まってる事情があるため、なんとも言えないとおっしゃっておりました。
私たちは・・・？
というと、債務整理後の支払いの滞納は一切なく、7年間私が全部のお金の動きを管理。
万全の状態でこの度の住宅ローンに挑みました。
住宅ローンの仮審査結果
結論から言うと、仮審査は２社とも通過できました！
ろうきんの方がまず申込後数日で「仮審査、本当にしましたね？良ければこれから仮審査入りますよ！」みたいな確認電話が夫氏に入ってました。
その後ろうきんの方は不動産経由の電話連絡で結果を知らされ、北海道銀行は書面が届きました。
ろうきんの方が数日早かったのですが、合格出来たら実際利用したいのはどちらかを不動産に確認されていたので、「ろうきん」は電話連絡でスピード感ある感じの対応になったのかも知れません。
どちらも仮審査結果が出るまで1週間程度と言うのは本当でしたが、これは混み具合なんかで変わりそうですね。
ということで無事、債務整理して7年しか経過していない夫氏でしたが、仮の審査は合格を頂けました。
本審査に進めるにあたり、まずはお家を決めなくてはならない段階に入りました。
ろうきん住宅ローンの本審査結果
結論から言うと、ろうきんの本審査も無事通過！
購入したいお家はというと、仮審査が通ったと連絡を受け、翌日には内覧したいと伝えていた物件を同居の私の両親とともに見学し、そこに決定！
売主さんに承諾を得て、本審査に入る手続きを進めました。
2022.5.23 銀行にて本審査の手続き。
2022.5.27 一部書類に不備があり再提出。
2022.6.3 本審査通過の連絡（不動産経由）
書類の不備がなかったらもうちょっと早かったのか！？
仮審査をしてからの本審査だったことも関係してか、平均2週間ぐらいかかると聞いていたのにたった5営業日で本審査通過のお返事が頂けました。
銀行さんのその時々の状況により変わると思いますが、私たちは早めの本審査待ち時間が5日でした。
私達のような状況でほとんど似ていても本審査に通るか否かはわかりませんが、諦める必要もないと思います。
ココがポイント
不動産さんや銀行経由で仮審査を利用し、ローンが可能かどうか確かめてみるのが良いでしょう。
ちなみに、待っている間私筆者はずーっと1日中審査のことで頭がいっぱいでした。
筆者の両親と同居していて、そのまま全員引っ越せる大きめの家を購入する話だったので買えなかったらみんなをがっかりさせます。
何日かかるんだー？
早く返事が来ないかー！
と心臓に悪い日々が短めで幸いでした。
ただ平均で言えば2週間ぐらいは・・・というところなので、2週間ギリギリもしくはそれ以上の日を待つ覚悟しなくてはいけませんね！（苦笑）
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ろうきん（北海道）｜住宅ローン債務整理歴がある夫の審査～さいごに～
私達と同じように過去に債務整理歴がある方も住宅ローンを検討することがあると思いますが、事情が事情だけに、めちゃくちゃ躊躇するのではないかと思います。
私達は申し込みする前から不安しかなく、ネットを検索しまくった日々でした。
私達になんて・・・と思って諦めていましたが、もともと2世帯向けの住宅ではないこの家では限界があるから、そろそろ考えては？と、同居の私の親からのすすめで動き出しました。
年齢が遅くなってからではローンが難しくなります。
35年、40年ローンが一般的だと考えると夫の年齢からして今しかないと判断。
やるだけやってみたのがいい方向に向かい良かったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
ジャンヌ
