車のバッテリー交換をどうにか安く出来ないかと考えた末、43歳主婦。
素人がこんなことして危ないんじゃないか?
車好きでもなんでもなく知識もないおばさんがとにかく安く済ませられないかと考えた末・・・
調べぬいて調べぬいて”いける”と判断。
結果的になんなくこなしました。
具体的に購入したグッズや、バッテリー、廃バッテリーの処分方法、お得に買った話、そして取り付けの工程までを詳しく書いていきます。
あなたがもし安くなるのなら自分でバッテリー交換をしてみたいのだが・・・
と思い、このページに辿り着いたのなら参考になると幸いです。
私の愛車ルークスハイウェイスターターボ(ML21S)は標準車です。
目次
必要な道具:スパナ(100均で揃う)
まずは初期投資をしなくてはなりません。
人生においてあったら便利な道具を100均で手に入れました。
バッテリー交換の工具は8・10・12ミリを用意。
必要そうな工具を調べたところ、一般的にバッテリー交換で使うサイズが10mmということだったので、10mmを。
ただ、端子の締め付けには10または12ミリ、固定用ハンガー(バッテリー固定してるやつ)8・10・12ミリが多く使われているとのことだったので何があってもどんとこいのために3サイズを用意。
スパナはネットでも比較的安価に購入できますので下記にリンク載せておきます。
バッテリーをはずしている間の救世主 メモリーキーパー
バッテリーをただ外してしまうとナビやエンジンスターターの設定がなくなっちゃうことがあるので、それを救済してくれるのがメモリーキーパーです。
これ使わないと絶対困るか?と言うと、時計がリセットされるぐらいで困らない人もいます。
私の場合はエンジンスターターがついているので、設定し直しできなくなってしまうことを恐れて用意しました。
ナビが付いている人はなにかとリセットかかってしまうと厄介そうなので、よかったら購入をおすすめします。
ちなみに、私の父はこれを使わずエンジンスターターがリセットされてしまう道を選びました。
どうなったかって?
リセットかかりましたよ!(笑)
説明書を見てジャンパーをいじって鍵を回すとかなんとか呪文のような作業が必要だったのですが、父はわからずギブアップして私が設定し直してあげました。
メモリーキーパーを購入するのなら、2種類から選べます。
乾電池で電源供給するタイプと、USBタイプの2種類販売されてます。
私は雪国でバッテリーあがり対策にジャンプスターターを持っていて(上図黄色いの)、モバイルバッテリー代わりに使用できるためUSB電源タイプを買いました。
乾電池だけで動く手軽さも捨てがたかったのですが、乾電池の中身が空っぽなのに気が付かずにバッテリー交換をして悲劇がおきた事例を見たことがありました。
モバイルバッテリーなど既にお持ちであれば、USBが安全圏かも知れませんね。
- USBタイプ
- 乾電池タイプ
バッテリーを選ぶための豆知識
※ ルークス標準車の解説
車に詳しくないなりに勉強した私のノートです。
私が選んだのはボッシュのHTP-60B19L
これをもとに説明していきます。
見ていくのがHPT以降の型番60B19L
- 60・・・始動性能・容量を表していてランクの上、下で数値が大きいほど高性能。
- B・・・短側面のサイズがBってやつだということですね。
- 19・・・長側面の長さで、正面から見たら横って感じかな?
- L・・・端子の位置がLEFT(左)・RIGHT(右)
うちのルークスの場合は”60”の部分が”42”でもつけられるのですが、あまり値段が変わらなかったので上のパワーの”60”にしておきました。
”60”の数値以降の、”B19L”は違うとバッテリーのサイズも端子位置も違うものになってしまうのでこの数値は変わりなく!の意識で商品探ししましょう。
買うべきバッテリーを買いましょう!
必要な道具と合わせてバッテリーを買う準備をしていきましょう。
自分の車に現在搭載されているバッテリーの型番を見て、アマゾンや楽天などに入力して商品を探していきます。
ルークスの場合は”42~60B19L”、頭の数字は42~で探し、”B19L”の部分が固定で探します。
中古で購入時は55B19Lがついていたので、前のオーナーさんもちょっと上のをつけたんですね。
少なくともこれと同等にしたいところ。
ほしいメーカーが分かっている場合なら、メーカー公式で自分の車種に合うバッテリーを検索してみるとわかりやすいです。
ちなみに筆者は雪国に住んでおり、標準よりもパワーアップしたものをつけたほうがいいと言われているので、ちょっと上グレードをチョイス。
今回はボッシュ(BOSH)。
通販サイトで調べてレビューなんかを読みつつ良さげな商品に目星をつけたら、ボッシュ公式でもルークスに適合するバッテリーを調べて二重にチェックしたらその商品選びに間違いはないはずですね!
ただし!
ぽちっとする前に、廃バッテリーサービスを確認しながら買いましょう!
次へε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
購入店のバッテリー廃棄サービスがあるか確認!
古いバッテリーは市町村のゴミ回収ではどこの地域でも回収しないはずなので、自分で処分することになると思います。
ほとんどの方が処分出来ないと困りそうなものだと思いますので、解説しておきましょう。
今回私が利用したのがバッテリーの廃棄をオプションで選択できるネットショップを選びました。
今回のお店が楽天のお店で、バッテリーを買うときに廃バッテリー処分サービスもオプションでつけられるのでおすすめです。
商品購入時に廃バッテリー処分サービスのオプションを一緒に購入すると、古いバッテリー集荷の伝票をつけてくれます。
新しいバッテリーを取り付けて用済みになった箱をそのまま使い、古いバッテリーを入れて送り返すだけ。
※ 佐川急便で中継料がかかる地域は利用できないと記載があるので、離島等にお住いの方は事前にお店に確認しましょう。
私はこのとき楽天で【廃バッテリー無料回収キャンペーン】というのをやってらっしゃるショップを見つけ廃棄料金かからなかったので、超お得でした。
ちなみにAmazonでもバッテリー処理サービスチケット見つけたので、アマゾンで買いたい方のために下記にリンク載せておきます。
バッテリー取付
手配していたバッテリーが届きました~!
見た目よりも重たいのでびっくりしました。
箱にもだいたい記載がありそうですが、横にしてはいけない商品です。
液漏れする可能性があるので、上方向のままで移動しましょう。
まずは、メモリーキーパーを接続
バッテリーを外してしまうとおしまいなので、まずはメモリーキーパーを接続します。
メモリーキーパーの説明書に解説されているのでそちらを参照しつつ、私の場合は日産のルークスハイウェイスターターボ(ML21S)なので同じ車種の人は参考に。
運転席の下を覗き込んでも全然良く見えないこの場所にメモリーキーパーを差し込めるんです。
なにこれ、ここどこ?↓↓↓
なんですが、運転席ハンドルの下のぞくとこうなっています。
体のでかいおばさんには超狭くて大変でしたが、メモリーキーパーを差し込みました。
USB電源共有タイプのメモリーキーパーを買ったので、自前のジャンプスターター(モバイルバッテリー代わり)を接続。
運転席の下にある配線も接続し、ランプが点灯。
メモリーキーパーの使い方については、一旦付属の取扱説明書を一読してみて下さいね!
古いバッテリーを外す
メモリーキーパーが仕事しててくれてる間に、古いバッテリーを外していきます。
電気を扱うので軍手着用。
”マイナスからはじまってマイナスで終わる”
を頭に入れつつ、黒のマイナスから外していきます。
赤いプラスチックがついてるほうがプラス+です。
順序間違えて火花が散ってしまうととっても危険なので、ルールを守りながら作業していきます。
テンパって忘れちゃうといけないと思いメモ起きながら慎重に作業しました。
スパナで取り付け金具類を外していくわけなのですが、非常に固くてゆるんでくれないところがありまして、ちょっと苦戦しました。
バッテリーのど真ん中に見える黒いものがバッテリーを固定するための金属みたいです。
これも外さなきゃとれてこないので取り外しますが、どうやってついてたかよく見ておきましょう。(←筆者わからなくなったので。笑)
作業スペースが狭くて外しにくい箇所もありながらも、無事バッテリーが全部外れました。
新しいバッテリー取付
メモリーキーパーが作動してくれているのを一応確認したら、新しいバッテリーを取り付けます。
新しいバッテリーをつけてる最中、あんまり長く時間を要するとモバイルバッテリーの充電が切れるもしくは乾電池がなくなるという事象が起きる可能性があると想像出来ます。
ここからはスピーディーに作業していきます!
取り付けは、
①赤いプラス(+)
②黒いマイナス(-)
”マイナスからはじまってマイナスで終わる”
を頭に、最後につなぐのがマイナスです。
無事につきました。
バッテリーがつくとメモリーキーパーのランプがバッテリーマークに切り替わっているはずなので、外しちゃってOKです。
最後にエンジンが始動するか確認。
基本的に充電が全然ない状態のバッテリーが届くことはあまりないようですが、バッテリー本体の充電状態が見える窓で良好か否かを確認して作業終了です。
筆者は作業に1時間程度かかりました。
ちょっと手こずった部類なんだと思いますが、無事に終えられて火花も見ることなく乗って半年を経過した今も順調♪順調♪問題なしです。
バッテリー交換費用を節約するためにアマゾンで買って提携工場でつけてもらったほうが安い!という記事も書いたことがあるので、自力が怖い方はこちらもどうぞ↑↑↑
自分で車のバッテリー交換が安いのか!?主婦がルークスハイウェイスターターボ【ML21S】のバッテリーを交換~まとめ~
いかがでしたでしょうか?
新車で最新の車だと絶対怖いなとは思いますが、私のように中古車で10年以上前の車ならいけるかなぁと思ってやってみた実体験でした。
パソコンの自作なんかはするタイプなので、メカ系勉強出来る方なら挑戦してみても良いかと思いました。
ネットで買って自分でつけて、必要最低限グッズは買ったもののカー用品店の見積もりより半分ちょっとぐらいの予算で取り付けられたので、大満足です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ジャンヌ